躁うつADHD太郎の療養ブログ

躁うつと発達障害を療養中です。

躁うつ病の躁状態の時の接し方とは

こんにちは。鈴木です。

今日の記事は躁状態の時の接し方についてお話しします。

 

前提として、躁状態になると普段のその人とは思えないような言動をします。また突然、高価な物を購入したりしてしまうこともあります。

これはあくまでも躁うつ病によるものなのであって、本人の性格によるものではありません。

 

ですから感情的にはならずに受診を促す必要があります。

躁状態では本人に病気の自覚がなく病院に連れて行くのは困難な時があります。

その場合は患者本人の立場から考えて一番信頼できる人が促すと受信の指示に従ってくれることがあります。

 

その他には以下のような接し方があります。

 

・患者本人からひどい言葉を浴びせられた。

⇨病気が言わせていると考えて受け流しましょう。

患者本人が言うことを鵜呑みにせずに真に受けないようにすること。

 

・患者本人の気持ちが落ち着いていない。

⇨どうしたら気持ちが落ち着くのかを患者本人と一緒に考える。

 

・患者本人のプライドを損ねることは言わないようにしましょう。

⇨激高になる恐れがあるため。

 

何度もお伝えしますが、ひどい言動をしたりしても、あくまでも躁うつ病によるものです。

なので、本人の性格によるものではありません。

 

そのことを認識するだけでも患者本人だけではなく、周囲の人にとっても気持ちが楽になると思います。

初めは戸惑うことが多々あると思いますが、正しい接し方を行うことで解決していくのではないかと思います。

 

以上、躁状態の時の接し方についてお話ししました。

このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

躁うつ患者に対する接し方について

こんにちは。鈴木です。

今日の記事は躁うつ患者に対する接し方についてお話しします。

 

結論から言うと気分の波は正確ではなく、病気であることを認めましょう。その上で感情的にならないように接しましょう。

 

躁うつ病は患者本人が気づかないうちに社会生活に支障を来していることがあります。

家族や周囲の人は問題が発生しても病気のせいだと割り切りましょう。

そして、病気を正しく理解して冷静な対応をすることが求められています。

 

また、躁うつ病の治療は服薬の継続が最も大切です。

患者が飲み忘れないように継続するようにサポートしてあげると効果は絶大です。

 

次回のブログで躁状態うつ状態の時の接し方を説明します。

 

以上、躁うつ患者に対する接し方についてお話ししました。

このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

躁うつと向き合う上での心構えとは

こんにちは。鈴木です。

今日の記事は躁うつと向き合う上での心構えについてお話しします。

 

結論から言うと心構えには六つあると私は思います。

その六つとは以下の通りです。

 

・生活リズムを整えること

・再発のサインを知って見逃さないこと

・患者本人と周りの人が病気を正しく理解した上で病気を受け入れること

・お薬を飲み続けて再発を防ぐこと

・お薬の知識を身につけて副作用について正しく理解すること

・完璧主義の考え方はやめること

 

一つの「生活リズムを整えること」とはどういうことか。

それは規則正しい生活を維持することです。

躁うつ病は生活リズムの乱れが症状の悪化を招きます。また、睡眠不足や徹夜は躁状態を引き起こす恐れがあるので、絶対に避けないといけません。

 

二つの「再発のサインを知って見逃さないこと」とはどういうことか。

それは過去に躁状態や軽躁状態うつ状態になったときに最初に現れた症状を振り返ることです。

再発前にはサイン(前兆)があります。サインに気づいたら早めに主治医に相談しなければなりません。

また、家族や周囲の人にも事前にサインを伝えておき、サインが現れたらすぐに受診できるように、よく話し合う必要があります。

 

三つの「患者本人と周りの人が病気を正しく理解した上で病気を受け入れること」とはどういうことか。

それは病気と治療法について正しい知識を身につけることです。

病気を受け入れることで、前向きに治療を開始することができます。

 

四つの「お薬を飲み続けて再発を防ぐこと」とはどういうことか。

それはお薬を飲むのを勝手にやめたり、飲む量を変えたりすると再発や副作用が出るからです。

病気の症状が落ち着いたと感じても主治医の指示に従いましょう。

そして、お薬は飲み忘れないように継続していきましょう。

 

五つの「お薬の知識を身につけて副作用について正しく理解すること」とはどういうことか。

それは日常生活に支障を来さないようにするためです。

前提として躁うつ病は長期に渡り治療を行います。ですからお薬に対して効果と副作用の正しい知識を身につける必要があります。

主治医と相談をしながら自分に合ったお薬を選択しましょう。

 

六つは「完璧主義の考え方はやめること」とはどういうことか。

それはうつ状態では自己嫌悪に陥りがちだからです。

認知療法などで「70から80パーセント」できたら十分と肯定的な考え方を身につけましょう。

服薬を継続しながらゆっくりと休息をとり、焦らずに生活リズムを整えることが大切です。

 

以上、躁うつと向き合う上での心構えについてお話ししました。

このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

躁うつ病の薬剤治療法ではどのようなことに注意すべきか

こんにちは。鈴木です。

今日の記事は躁うつ病の薬剤治療法ではどのようなことに注意すべきかについてお話しします。

 

結論から言うと、治療を続けることと、お薬の効果と副作用を知ることの二点を注意しなければなりません。

 

まず、一つは治療を続けることです。

躁うつ病の薬剤治療では気分安定剤以外に非定型抗精神病などのお薬があります。

これらのお薬は症状を抑える効果があります。症状が治った後も継続してお薬を飲み続けることで再発予防効果が期待できるとされています。

自分の判断で勝手に飲むことの中止や、勝手に飲む量を変更してはいけません。

医師の指示に従い、飲み忘れないように継続していくことが重要です。

 

二つはお薬の効果と副作用を知ることです。

前提として躁うつ病は長期に渡り治療を行います。

ですから日常生活に支障を来さないようにお薬に対して効果と副作用の正しい知識を身につける必要があります。

 

私の場合ですと、副作用が日中眠気のあるお薬を飲んでいて一日中寝込むことがありました。その為、飲むお薬を変更してもらいました。

また、飲んだ直後、吐き気を催すようなお薬もありました。その時はお薬の量を変更することで解決しました。

何度も言いますが、躁うつ病は長期に渡り治療を行います。

お薬のことで心配なことや、わからないこと、不安なことがあれば主治医や薬剤師の方に相談することが大切です。

 

以上、躁うつ病の薬剤治療法ではどのようなことに注意すべきかについてお話ししました。

このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

躁うつ病を治療しないとどうなるのか

こんにちは。鈴木です。

今日の記事は躁うつ病を治療しないとどうなるのかについてお話しします。

 

結論から言うと、多くの場合だと躁うつ病を再発します。

治療をしないと調子の良い時期(寛解期)が短くなります。

 

更に言うと次第に再発の間隔が短くなります。

1年のうちに4回以上、躁状態や軽躁状態うつ状態を繰り返す可能性があります。

これを「急速交代化(ラピッドサイクラー)」といいます。

 

再発を繰り返すとどうなるのか。

それは、それまでに築いてきた大切なものを失う恐れがあります。

大切なものとは家族や、信頼、社会的地位、財産などです。

 

躁うつ病の治療で重要なこととは何か。

医師の指示を守る、治療を放置せずに継続していく、できるだけ早めに治療を開始して再発を防ぐことが大切です。

 

以上、躁うつ病を治療しないとどうなるのかについてお話ししました。

このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

 

躁うつ病は治るのか

こんにちは。鈴木です。

今日の記事は躁うつ病は治るのかについてお話しします。

 

結論から言うと、躁うつ病は正しい治療を継続することで症状をコントロールして普通の生活を送ることができます。

正しい治療とは何か、それは薬物治療と心理社会的治療のことです。

 

躁うつ病は薬物治療を継続することで再発を防ぎます。

そして、その状態が長く安定した状態を維持できます。それを寛解といいます。

完治ではありませんが、お薬の服用を維持することで寛解が維持できて、普通の生活を送ることができます。

 

薬物治療以外にも心理社会的治療を組み合わせることで、ストレスを軽減できます。

また、症状をコントロールすることができます。

ただし、主に薬物治療がメインになるので自分の判断で勝手に服薬を止めてはいけません。

医師の指示に従って治療を継続して日常生活を送ることを目指していかなければなりません。

 

以上、躁うつ病は治るのかについてお話ししました。

このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

 

躁うつ病によって引き起こされるトラブルとは

こんにちは。鈴木です。

今日の記事は躁うつ病によって引き起こされるトラブルについてお話しします。

 

躁うつ病躁状態うつ状態を交互に繰り返す病気です。

特に躁状態や軽躁状態の時に問題を引き起こしてしまいます。

 

例えば私の場合は以下のようなトラブルを起こしてしまいました。

・元々倹約家の人間だが、気分が高まったことで金遣いが荒くなった。

必要のない高価なブランド品を貯金がなくなるまで買ってしまった。

・怒りっぽくなった。友達や当時付き合っていた彼女にひどい言葉を浴びせてしまった。

・急に自分が偉くなった気になる。元々、平和主義の人間だが周りの人を見下すような発言をしてしまう。

・アイデアが次から次へと浮かぶ。夜寝られず、昼夜逆転してしまう。

 

他にも様々なトラブルを起こしてしまいました。

このように数々のトラブルを引き起こすとどうなるか。

それは職場や家庭の人間関係に支障を来たして仕事や財産、家庭を失います。

それだけではなく、社会的信用も損なわれ、治療によって回復した後の社会生活にまで深刻な影響を及ぼします。

 

これらは躁状態に引き起こされるトラブルでした。

では、うつ状態によって引き起こされるトラブルとは何か。

それは、気分が落ち込むことによる集中力の低下。また、仕事や家事ができず、起き上がることも難しい辛い状態です。

それに対して家族や周囲からは「怠けている」、「やる気がない」と評価されがちです。

そのような理解されない状況は患者にとっては非常に苦しい状態です。

 

躁状態うつ状態で引き起こされるトラブルは周りの理解がなければ、本人の性格だと誤解を生むことがあります。

解決策としては躁うつ病を患っている方は家族や友達などの周囲の人にこのようなトラブルを起こしてしまうと事前にアプローチしていくことが大切ではないかと思います。

そうすることで、誤解が解消できてお互いにとってトラブルを回避できるのではないかと考えています。

 

以上、躁うつ病によって引き起こされるトラブルについてお話ししました。

このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。