躁うつと向き合う上での心構えとは
こんにちは。鈴木です。
今日の記事は躁うつと向き合う上での心構えについてお話しします。
結論から言うと心構えには六つあると私は思います。
その六つとは以下の通りです。
・生活リズムを整えること
・再発のサインを知って見逃さないこと
・患者本人と周りの人が病気を正しく理解した上で病気を受け入れること
・お薬を飲み続けて再発を防ぐこと
・お薬の知識を身につけて副作用について正しく理解すること
・完璧主義の考え方はやめること
一つの「生活リズムを整えること」とはどういうことか。
それは規則正しい生活を維持することです。
躁うつ病は生活リズムの乱れが症状の悪化を招きます。また、睡眠不足や徹夜は躁状態を引き起こす恐れがあるので、絶対に避けないといけません。
二つの「再発のサインを知って見逃さないこと」とはどういうことか。
それは過去に躁状態や軽躁状態、うつ状態になったときに最初に現れた症状を振り返ることです。
再発前にはサイン(前兆)があります。サインに気づいたら早めに主治医に相談しなければなりません。
また、家族や周囲の人にも事前にサインを伝えておき、サインが現れたらすぐに受診できるように、よく話し合う必要があります。
三つの「患者本人と周りの人が病気を正しく理解した上で病気を受け入れること」とはどういうことか。
それは病気と治療法について正しい知識を身につけることです。
病気を受け入れることで、前向きに治療を開始することができます。
四つの「お薬を飲み続けて再発を防ぐこと」とはどういうことか。
それはお薬を飲むのを勝手にやめたり、飲む量を変えたりすると再発や副作用が出るからです。
病気の症状が落ち着いたと感じても主治医の指示に従いましょう。
そして、お薬は飲み忘れないように継続していきましょう。
五つの「お薬の知識を身につけて副作用について正しく理解すること」とはどういうことか。
それは日常生活に支障を来さないようにするためです。
前提として躁うつ病は長期に渡り治療を行います。ですからお薬に対して効果と副作用の正しい知識を身につける必要があります。
主治医と相談をしながら自分に合ったお薬を選択しましょう。
六つは「完璧主義の考え方はやめること」とはどういうことか。
それはうつ状態では自己嫌悪に陥りがちだからです。
認知療法などで「70から80パーセント」できたら十分と肯定的な考え方を身につけましょう。
服薬を継続しながらゆっくりと休息をとり、焦らずに生活リズムを整えることが大切です。
以上、躁うつと向き合う上での心構えについてお話ししました。
このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。
ぜひ今後ともよろしくお願いします。