躁うつ病の再発について
こんにちは。鈴木です。
今日の記事は躁うつ病の再発ついてお話しします。
まず、躁うつ病は再発の可能性が高い病気という前提でお話しします。
再発によって起こりうることは何でしょうか。
それは人間関係の悪化と、それに伴う社会的な地位の喪失です。
また、再発を繰り返すことにより、再発までの間隔が短くなる、躁状態やうつ状態の不安定な期間が長くなるなどがあります。
それでは、再発しないために重要なことは何でしょうか。
これには二つあります。
一つは躁うつ病についてよく知ることです。
患者自身だけではなく身内にも躁うつ病に関する知識を高めてもらう必要があります。
二つは回復しても治療を継続することです。
症状が治っても、勝手にお薬をやめてはいけません。
自己判断で行わず、医師の指示に従って治療を続けないといけません。
繰り返しになりますが、躁うつ病は再発の可能性が高い病気です。
ですから、症状が良くなったと思っても油断はせずに治療を続ける必要があります。
正しい治療を受けて病気とうまく付き合うことで、普通の生活を送ることができます。
以上、躁うつ病の再発についてお話ししました。
このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。
ぜひ今後ともよろしくお願いします。
躁うつ病の治療はどう行うのか
こんにちは。鈴木です。
今日の記事は躁うつ病の治療はどう行うのかについてお話しします。
結論から言うと、薬物治療と心理社会的治療の2種類があります。
実際は薬物治療が中心となります。私自身も薬物治療で療養中です。
それでは、薬物治療と心理社会的治療を詳しく見ていきましょう。
まず、「薬物治療」とは何か。それは長期間に渡って服薬を継続することで症状を安定させて社会復帰ができるようにするのが目的です。
薬物治療で使われるお薬は以下の通りです。
気分の波を安定させるためのお薬です。主に躁状態に効果がある。
また、再発予防にも用いられる。
(例)ラモトリギンなど
気分を穏やかにする、また睡眠を助けるお薬です。
躁うつ病の治療に期待が寄せられているお薬です。
(例)オランザピンなど
躁状態に効果があるお薬。
(例)アリピプラゾーンなど
・抗うつ薬
うつ病の治療に用いられるお薬です。
躁状態に転じさせる可能性もあるため、躁うつには基本的には使われません。
重いうつ状態の場合だと気分安定薬や抗精神病薬と一緒に用いられる場合があります。
躁うつ病のうつ状態では、抗うつ薬の使用により、うつ状態から急に躁状態が出現する躁転が引き起こされることがあるので注意が必要です。
・睡眠薬
不眠に用いられるお薬ですが、漫然と使ってはいけません。
しかし、急にやめると眠れなくなることが多いため、徐々にやめる必要があります。
以上が薬物治療の目的です。
続いては「心理社会的治療」とは何か。薬物治療と組み合わせることで効果を発揮することが目的です。
心理社会的治療は以下のようなものがあります。
・心理教育
躁うつ病患者自らが疾患を正しく理解して、且つ受け入れることで、症状をコントロールできるようになることが目的です。
発症初期に大変重要な治療法です。
・家族治療
躁うつ病患者に対する理解を深めて患者と家族が協力して病気に立ち向かえるようにすることが目的です。
・認知療法
物事を肯定的に捉える練習をすることで、うつ状態を乗り切るための考え方を身につけるのが目的です。
・対人関係と社会リズム療法
対人関係や病気に対するストレスを軽減させること、及び症状を悪化させないよう社会生活のリズムを規則正しく整えることが目的です。
以上が心理社会的治療の目的です。
私自身も薬物治療と心理社会的治療を両方とも継続して治療をしています。
最初は薬物治療に対する抵抗やネガティブな考えをしていました。
しかし、現在は薬物治療する前と比較して気分の浮き沈みが穏やかになってきました。
薬物療法を継続して良かったと思いました。
心理社会的治療も継続していく中で、対人関係や病気に対するストレスを軽減できました。
躁うつ病は再発の可能性が高い病気とされています。
ですから症状が良くなったとしても医師の指示に従い、お薬を飲み続けることが大切だと思います。
また、早期に正しい治療を始めることで症状をコントロールしながら普通の生活を送ることができます。少しでも違和感があれば精神科に通い、医師に従って正しい治療を継続していくことを勧めます。
以上、躁うつ病の治療はどう行うのかについてお話ししました。
このブログでは躁うつ病のことや療養している姿をブログで発信していきます。
ぜひ今後ともよろしくお願いします。
躁うつ病の原因は何なのか
こんにちは。鈴木です。
今日の記事は躁うつ病の原因は何なのかについてお話しします。
結論から言うと原因は解明途上です。
つまり、躁うつ病になる原因や発生の過程ははっきりしていない病気となります。
「躁状態」や「うつ状態」は脳内で様々な情報を伝える神経伝達物質の働きが乱れることで、
感情、思考、意欲などの脳の機能が上手に働かなくなり、躁うつが生じるとされています。
要するに躁うつ病は「脳の病気」です。
また、「病気のなりやすさ」で例を挙げるなら、遺伝子や育った環境、周囲からのストレス、生活リズムの乱れ、など遺伝や様々な環境要因が関係していると考えられます。
私自身は周囲からのストレスに加えて、先天性の発達障害(ADHD)の二次障害が原因で躁うつ病になりました。
今回、僕が言いたいことは何か。
それは躁うつ病とは本人の性格ではなく、「脳の病気」です。
ですから気分が高まったり、落ち込んだりを繰り返していると感じたら、一度落ち着いて精神科に通いましょう。
もしかすると、それは性格ではなく躁うつなのかもしれません。
以上、今回はなぜ、躁うつ病になるのかについてお話ししました。
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ぜひ今後ともよろしくお願いします。
躁うつ病(双極性障害)はどんな病気なのか
こんにちは。鈴木です。
今日の記事は躁うつ病とはどんな病気なのかについて説明します。
躁うつ病とは「うつ状態」と「躁状態」を繰り返す脳の病気です。
「うつ状態」は気分が沈んでエネルギーがなくなったような状態のことです。
例えば、「楽しいと感じられなくなる」、「気分が落ち込む」などの状態を指します。
「うつ状態」はよく知られているかと思います。
一方で「躁状態」とはどういう状態なのか。
それは、気分が異常に高揚して万能感に溢れた状態を指します。
具体的には、「気分が高まり、何でもできるように感じる」、「急に自分が偉くなったと感じる」、「怒りっぽくなる」、「金遣いが荒くなる」などの状態を指します。
ちなみにですが私は精神科にかかるまでは単なる気分屋だと思い込んでいました。
そして毎日、自分の性格が原因だと責めていました。
それでは躁うつ病と気分屋の違いは何なのか。
それは日常生活や社会生活に大きな支障を来すほどの状態かどうかの違いです。
僕自身はうつ病と躁状態が酷かったため、先ほど挙げた具体例、全て該当していました。
特に金遣いが異常に荒かったです。
元々倹約家の性格でしたが社会人2年目になってからは貯金がなくなるまで色んなものを衝動買いするほどまでに悪化していました。
それを見かねた周りの人から「躁うつ病」ではないかと精神科を勧めてもらい、現在に至ります。自分で気づくことが難しい病気です。
ですから視聴者の皆さんも自分、もしくは周りの人が同じ症状が見られたら
精神科を受診することを強く勧めます。
以上が躁うつ病とはどんな病気なのかについてお話ししました。
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ぜひ今後ともよろしくお願いします。
躁うつ鈴木の自己紹介
こんにちは。鈴木です。
今日は僕がどんな人なのか、ということを知ってもらうために自己紹介の記事を書きたいと思います。
年齢は20代です。
僕は高校卒業後、首都圏の2年制の学校に入学しました。編入学が目的で進学しました。
しかし、持病の躁うつ病が悪化した事により、編入学は諦めました。
その代わり、一度社会を知ってから大学に入ろうと決意しました。
学校生活は編入後の大学の学費を稼ぐためにアルバイトを4つ掛け持ちして働き、学生自治会では活発的に行動をしていきました。
一方で、躁うつ病と闘病していたので、全く授業を出席できない時期もありました。
なんとか卒業は出来ました。
卒業後は新卒で学校の近くにある会社に入社しました。
入社数年後に通信制大学に編入学しました。大学は法政大学です。
平日はサラリーマン。休日は大学生として学業に勤しむ生活を送りました。
しかし、仕事と学業を両立しているうちにストレスが積み重なりました。
躁うつ病が悪化しました。
一度、休もうと決意を固めて断腸の思いで退職を固めました。
入社してから数年後に退職をしました。
退職後は精神科に通いました。躁うつ病だけではなく、発達障害(ADHD)もあると診断を受けました。
その後は地元に戻りました。
現在は一人暮らしをしながら月2で地元の精神科に通院しています。
無職ですが社会復帰に向けて前向きに療養中です。
以上が僕の自己紹介となります。
このブログを作った目的は僕自身が前向きに療養している姿をブログで発信することで視聴者の皆さんがほんの少しでも明るい気持ちになってもらうことが目的です。
これからも記事を投稿していきますので見ていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。